布おむつは、江戸時代から使われ始め、長い歴史を持っています。
「おむつ」という言葉は、「包む布」を示す大和言葉「襁褓(むつき)」に由来します。
むつきの丁寧語が「おむつき」。
そこから“き”が取れて「おむつ」になったと言われています。
「おむつ」という言葉は、「包む布」を示す大和言葉「襁褓(むつき)」に由来します。
むつきの丁寧語が「おむつき」。
そこから“き”が取れて「おむつ」になったと言われています。
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1600-1800年代綿布や綿を素材としたおむつ「襁褓(むつき)」が利用される
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1910年代各家庭で綿の古着やさらし綿で作られた輪形・長方形の布おむつが主に利用される
→1958?9年頃 乳幼児の布おむつレンタル事業が開始
<布おむつ・貸おむつ全盛時代> -
1970年代→1977~8年頃 乳幼児用使い捨てオムツ(紙オムツ)が上陸
→1978?9年頃 ? ?老人介護施設や病院で大人用布おむつが浸透 -
1980年代→1985年頃 高分子吸収体が開発され、紙オムツの性能が飛躍的に上がる
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2000年頃介護保険制度の発足や介護施設の人手不足などから紙オムツの利用が進む
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現在環境や肌への配慮から、布おむつへの関心が高まる
参考:社団法人 日本ダイアパー事業振興会資料
安永 秀計 “おむつについて” 繊維学会誌, Vol.?60, No.?5, pp.P_116-P_121 (2004)